考えの「クセ」

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人はそれぞれ、考え方の「クセ」を持っていると言えます。
「クセ」というと、マイナスイメージを持つかもしれませんが、「個性」「特徴」「パターン」と言い換えることも出来ます。

自分にも相手にも、誰もが考えの「クセ」(「個性」「特徴」「パターン」)を持っています。

この「クセ」は、その人が育った環境や、受けてきた教育、人間関係や社会的な経験などによって醸成され、
その人の価値観、判断基準、思想・哲学として定着します。

自分にも他人にも、この考え方の「クセ」が存在すると言う事、
そしてその「クセ」を客観的に把握する事がとても大切だと日々痛感しています。

自分の考えのクセ、他人の考えのクセに対して、反射的に感情が動きます。
「またこんな事を考えてしまった」と言う自己否定
「なんと自分は賢いのだろう」という自己肯定
「あいつはなんであんなことばっかり考えているんだ」という他人否定
「あの人の考え方はすごいな」という他人肯定
とにかく無意識的に、反射的に自分や他人の「考えのクセ」に対して感情が動いています。

この感情が生まれている背景には、すでに自分の「考えのクセ」が動いていて、
「相手の考えのクセ」に対して「自分の考えのクセ」が無意識的に反応して、
感情動き、そこから言葉が生まれ、行動が生まれ、コミュニケーション、そして人間関係が生まれます。

新卒者採用 「成績」は低位 「コミュニケーション力」を重視

新卒者採用のポイントは-。企業が求める人材像(複数回答)を聞いたところ、90%と断トツだったのが「コミュニケーション力」。これに続いたのが「積極性」(68%)や「協調性」(57%)などで、人物重視の傾向が鮮明となった。

これに対して「資格・専門知識」(5%)、「語学力」(3%)、「成績」(2%)などの要素はあまり考慮されていない。社内教育で新人を鍛える日本の人材育成システムはなお健在のようだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100503/biz1005032151007-n1.htm

「コミュニケーション力」を磨くためには、上記に述べた自分の「考えのクセ」を客観的に把握し、
そのパターンから自由になる事が必要不可欠です。
自由になった状態で、「今までの考えのクセ」を選択するも良し、放棄して「違う考えのクセ」を使うも良し、
自由自在に使い分ける事で、どんなタイプの人とも良好な人間関係を気づけるようになるのです。

自己内分離格差

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他人とのコミュニケーションな苦手な人、人間関係がうまく行かないという方の問題の原因のひとつは、
「自己内分離格差」だと言えます。
「理想の自分(イメージ上の自分)」と「現在の自分(現実的な自分)」との間にギャップがあり、
そのギャップの折り合いがついていない状態です。

「結婚したいのに出来ない」「上司とうまく仕事がしたいのに出来ない」という他人との関係性を問題視する前に、
まず自分の理想と現実のギャップを埋めるプロセスが必要不可欠で、この「自己分離格差」の問題を解消する事で、
恋人関係も仕事関係も、家族関係も全てがうまく回りだすようになります。

逆に言うと、この「自己内分離格差」の問題を解決する事無しには、
恋愛は恋愛の問題として対処、仕事は仕事として対処、家族は家族として対処、自分のことは自分のこととして対処と、
その場限りの対処療法に終始してしまいます。

その結果、問題の本質である「自己内分離格差」の問題が未解決のために、「努力したのに結果は何も変わらない」
「自分はやっぱりダメだ」「どうせ努力しても無駄だ、変わらない」というあきらめや挫折、無力感に覆われてしまうのです。

「自己内分離格差」の解決のキーワードは「自己認識」です。

「自分のあり方」を変えることが、イノベーションの本質なのです。

自分のあり方を変えることがイノベーションの本質

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仲間から見せてもらった、東洋経済4/24に、とても興味深い記事がありました。
それは、東京大学東洋文化研究所教授安富歩さんの「真説ドラッカー入門(組織論)」というコラムです。

「自分のあり方を変えることがイノベーションの本質」

まさにその通り!と「膝を打つ」とはこの事でした。

「無人の森で木が倒れたとき、音はするか」

答えは「No」
「それは、音を認識する主体がいなければ、その音は存在しないという事になります」
つまり、「存在は実在しなく、認識作用しかない」と言えます。

歴史を超えて支持されているドラッカー経営学の根幹となる思想が、
「認識」である事が良くわかる記事でとても内容が濃かったので、これから少しずつこの記事を引用して読み解いて行きたいと思っています。
この「認識」について理解を深め、外部環境を変化させたり、他人、組織を変化させようとするのではなく、
「自分のあり方」を変化させるためには、物を変化させる科学技術ではなく、認識を変化させる全く新しい技術が必要になります。

この技術を体系化し、学問化し、教育サービスとして商品化して、全く新しい産業を創出していこうとしているのが、日本からグローバルな経済危機を解決する「認識産業」です。

※膝を打つ(ひざをうつ) 自分の手の平で膝をぽんと叩くということで、はたと思い当たることがあったり、感心したりしたときの動作。

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